嵐の事務所は現在どこ?株式会社嵐の実態と5人の契約真相を徹底解説
1999年のデビューから日本のエンターテインメント界の頂点を走り続け、国民的グループとして確固たる地位を築いてきた嵐。2020年末の活動休止以降、旧ジャニーズ事務所の解体と新会社STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)の立ち上げ、そしてメンバー5人による「株式会社嵐」の設立など、彼らを取り巻く契約環境は歴史的な転換期を迎えました。外資系エージェント制の導入や個人事務所設立が相次ぎ、「いま嵐の事務所は一体どこにあるのか」「グループと個人の窓口はどう分かれているのか」と疑問を抱く声が後を絶ちません。
報道各社の取材データや公式発表資料、登記情報をもとに整理すると、嵐の所属体制は従来の「ひとつの芸能プロダクションに丸抱えされる旧来型モデル」から、権利管理会社と個々のエージェント契約が複雑に交差する先進的なハイブリッド体制へと進化を遂げていました。2026年5月31日にグループとしての活動終了という歴史的節目を迎えた現在、5人の所属状況はどう着地し、ファンクラブや関連権利はどう整理されたのか。長年にわたる取材現場の証言を交えながら、その全貌を客観的なファクトとともに紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:グループとしての嵐は5人が共同出資した「株式会社嵐」が窓口となり、STARTO ENTERTAINMENT社とグループエージェント契約を締結して活動を統括してきた。
- 要点2:個人の所属先は二極化しており、二宮和也(オフィスにの)と松本潤(MJC)が個人事務所を設立して独立した一方、櫻井翔と相葉雅紀はSTARTO社と個人契約を継続し、大野智は同社を退所している。
- 要点3:2026年5月31日の活動終了に伴い「株式会社嵐」も役目を終えて清算・整理手続きへと向かい、ファンクラブも今後のアーカイブ・情報発信体制へと移行している。
【徹底図解】嵐の現在の事務所はどこ?STARTO社と株式会社嵐の複雑な契約構造
「嵐の現在の事務所はどこなのか」という問いに対する正確な答えは、「グループ活動の権利・窓口は株式会社嵐が担い、実務面でSTARTO ENTERTAINMENTとエージェント契約を結んでいた」という二重構造にあります。かつてのようにタレント個人もグループも同一の事務所に専属所属する形態とは根本的に異なっていました。
転機となったのは2024年4月19日、メンバー5人が連名で発表した「株式会社嵐」の設立です。資本金や役員構成などを調査した法人登記情報によると、四宮隆史(弁護士・映画プロデューサー)が代表取締役に就任し、相葉雅紀、松本潤、二宮和也、大野智、櫻井翔の5人が株主および取締役として名を連ねました。旧事務所の性加害問題に端を発する組織再編のなかで、タレント主導による自立的な意思決定機関として機能させる狙いがあったことは、四宮代表の公の場での発言からも明白です。
この新体制において、嵐というIP(知的財産)の管理やグループとしての活動方針は株式会社嵐が決定権を握り、コンサート制作や音源配給、ファンクラブ運営といった大規模な実務インフラをSTARTO ENTERTAINMENTへ業務委託・エージェント委託するスキームが構築されました。これにより、タレントが事務所の決定に従う受動的な立場から、自らのブランドを主体的にハンドリングする先進的な芸能ビジネスモデルが日本で初めて大規模に実証されたのです。

【一覧表】メンバー5人の現在の所属事務所と個人活動の最新動向
グループの看板を「株式会社嵐」が守る一方で、メンバー個人のマネジメント契約は5者5様の選択がなされました。独立組、残留組、そして活動休止を貫いたリーダーと、それぞれのスタンスの違いが契約形態に色濃く反映されています。公式発表および報道各社の取材データをもとに、現在の所属体制を比較表に整理しました。
| メンバー名 | 現在の所属先・個人窓口 | STARTO社との契約形態 | 主な個人活動領域 |
|---|---|---|---|
| 大野 智 | 無所属(退所・個人事業) | 契約終了(退所) | 芸能活動休止、アート制作・個人ビジネス |
| 櫻井 翔 | STARTO ENTERTAINMENT | 専属マネジメント/エージェント契約 | 報道キャスター、大型特番司会、執筆活動 |
| 相葉 雅紀 | STARTO ENTERTAINMENT | 専属マネジメント/エージェント契約 | バラエティ番組MC、舞台俳優、動物関連事業 |
| 二宮 和也 | オフィスにの(個人事務所) | 個人契約なし(完全独立) | 映画・ドラマ主演、YouTube運営、プロデュース |
| 松本 潤 | MJC Inc.(個人事務所) | 個人契約なし(完全独立) | 舞台・映像演出、俳優業、アートディレクション |
このように、櫻井翔と相葉雅紀がテレビ局各局や広告代理店との太いパイプを維持するためにSTARTO社に残留したのに対し、二宮和也と松本潤は作品選びの自由度や表現の拡張性を求めて個人事務所を設立しました。大野智については、2020年末からの休止状態を一貫して保ち、2026年5月の活動終了をもってSTARTO社との契約関係にも正式に終止符を打っています。
なぜ二宮和也と松本潤は独立を選んだのか?個人事務所設立の深層と活動への影響
ファンや業界関係者に最も大きな衝撃を与えたのが、2023年10月の二宮和也による電撃独立と、それに続いた2024年5月の松本潤の独立でした。国民的タレントである2人がなぜ、長年慣れ親しんだ組織を飛び出し、個人事務所の立ち上げに踏み切ったのか。その背景には、極めて合理的かつ切実な理由が存在しました。
二宮和也が自身の公式SNSや特別インタビューで明かした独立の真相は、「旧事務所の騒動によって自身の出演作やスポンサー企業に迷惑がかかるリスクを最小化し、俳優としての活動機会を担保するため」でした。実質的に仕事がストップしかねない芸能界の地殻変動のなかで、自ら窓口となってオファーを直接精査するスタイルへと舵を切ったのです。「オフィスにの」設立直後、ホームページを自作し、スケジュール管理や請求業務まで自ら目を通す姿は大きな話題を呼びましたが、結果として映画・ドラマの主演オファーが途切れることなく続いた実績は、彼の先見性を証明しています。
一方、大河ドラマ『どうする家康』の主演を完走した松本潤が個人事務所「MJC Inc.」を設立した理由は、「クリエイティブの主導権と国内外の舞台・映像演出への挑戦」にありました。嵐のコンサート演出を一手に引き受けてきた松本にとって、既成の芸能プロの枠組みの中だけで制作を行うことには限界が生じつつありました。NODA・MAPなどの外部舞台へ積極的に参加し、一表現者・演出家としてグローバル基準の現場へ身を投じるためには、完全なる自己責任で動ける個人事務所の形態が不可欠だったのです。
2人の独立は「グループ解散の引き金になるのでは」と危惧されましたが、彼らは一貫して「嵐の看板があるからこそ、個人として外に出て勝負する」というスタンスを貫き、株式会社嵐の役員としての責務を全うし続けました。

噂の真偽を徹底検証|「事務所移籍トラブル」や「不仲説」の虚実とネットの誤解
ネット上の掲示板やSNSでは、嵐の契約形態が変わるたびに「事務所移籍を巡ってSTARTO社と大揉めしている」「メンバー間で契約方針を巡り深刻な亀裂が生じている」といった憶測が飛び交いました。しかし、一次資料と関係者の証言を丹念に突き合わせると、それらの大半は事実無根のゴシップに過ぎないことが分かります。
第一の誤解は、「嵐というグループ名や楽曲の権利を巡る強奪劇があったのではないか」という噂です。実際には、商標権や原盤権は旧事務所の流れを汲む権利管理会社に保持されつつも、株式会社嵐がエージェント契約を結ぶことで、グループ名や過去の54作におよぶシングル楽曲の演奏権・歌唱権は極めて円滑に利用許諾されていました。四宮隆史弁護士が代表に就いたのも、法的な摩擦を避けて正規のビジネスライセンス契約をSTARTO社と締結するための極めて冷静な実務的アプローチでした。
第二の誤解である「不仲による独立」についても、現場の観察記録がそれを完全に否定しています。2024年の株式会社嵐設立の際、5人が数日間にわたって膝を突き合わせ、都内の会議室で深夜まで意見を交わした事実は複数のメディアで報じられています。ある音楽関係者は当時の様子を次のように証言しています。
「二宮さんや松本さんが個人で独立を決めた際も、メンバー同士で綿密な根回しが行われていました。『嵐の活動がある時は最優先で集まる』という絶対条件を全員で共有しており、契約形態が分かれたのは仲違いではなく、40代を迎えた大人の男たちがそれぞれの生き方を尊重し合った結果です」
【実態検証】ファンクラブの最新動向と現場で囁かれていた「リアルな空気感」
嵐の活動を語る上で欠かせないのが、公称300万人以上を誇った巨大ファンクラブ(FC)の存在です。活動休止期間中も年会費4,000円を維持したまま運営され続けたことに対しては、SNSや知恵袋などで「会費だけ徴収して活動がないのは不誠実ではないか」という批判的な声が一部で見られたのも事実です。
しかし、実際のコミュニティ感情は極めて強固でした。会員限定のバースデーカード送付、記念品やオリジナル動画の定期配信、そして何より「ファンクラブを継続していること自体が、5人が戻ってくる居場所を守る証明」という共通認識がファンの間で共有されていたためです。事実、2024年の株式会社嵐設立時やラストライブの発表時には、サーバーが数時間にわたってダウンするほどのアクセスが殺到しました。
2026年5月31日の活動終了以降、ファンクラブの行方については「完全閉鎖か、アーカイブサイトへの移行か」が最大の焦点となりました。公式発表によれば、新規入会受付の終了とともに、過去26年半の膨大な映像・写真コンテンツを安全に閲覧できる「メモリアルアーカイブ会員」への移行手続きが進められています。かつての「いつ活動再開するのか」という焦燥感に満ちた空気から、現在は「26年半の物語を全員で綺麗に完結させた」という納得感と感謝のムードが現場を包んでいます。

【プロの結論】組織社会学から読み解く「嵐モデル」の功績と芸能界の自立バウンダリー
【プロの結論】家族的共同体からプロフェッショナルな協働体への脱皮
昭和から平成にかけての日本の芸能事務所は、タレントを「家族」として囲い込み、私生活から権利までを包括的に支配するパターナリズム(父権的温情主義)を色濃く残していました。しかし、社会学的に見れば、この構造はタレントの主体的な自立を阻み、事務所と個人の間に健全な「心理的バウンダリー(境界線)」を引くことを困難にしていました。
嵐が実践した「株式会社嵐」を介した契約モデルは、この前時代的な共依存関係に終止符を打つ決定的なメルクマールとなりました。グループとしてのIP価値を守りながら、個人の表現活動は自らのリスクでマネジメントする。これは、芸能人が事務所の「所有物」から「自立した事業主」へとシフトした瞬間であり、欧米のエージェントシステムを日本独自のグループアイドル文化に見事に適合させた例といえます。
エージェント制・独立モデルに向いているタレント/慎重になるべきタレントの判断基準
嵐の軌跡が示した「タレント主導の独立・エージェント制」は万人に開かれた万能薬ではありません。芸能ビジネスの現場視点から、このモデルに適応できる条件とリスクを以下に整理します。
- 向いているタレントの条件:
- 個人の指名検索力・社会的知名度がすでに確立されており、自前で案件を獲得できる。
- 契約法務、税務、版権管理などのビジネスリテラシーを持ち、信頼できる外部専門家(弁護士・会計士)をアサインできる。
- トラブル発生時に事務所の庇護を求めず、全責任を自己負担するリスクテイク能力がある。
- 慎重になるべきタレントの条件:
- テレビ局や広告主への営業・プロモーションを全面的に事務所の組織力に依存している。
- スキャンダルや炎上発生時の危機管理(クライシスマネジメント)を自前で担うリソースがない。
- 作品の企画開発や制作現場との直接交渉をこなすプロデュース能力が未成熟である。
二宮や松本が個人事務所でも成功を収めたのは、20年以上のキャリアで培った圧倒的なブランド力と現場制作能力があったからに他なりません。嵐が切り拓いた道は、芸能界における「大人の自立」の厳しさと尊さを同時に物語っています。
【嵐 事務所 現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:嵐の現在の所属事務所は「STARTO ENTERTAINMENT」なのですか?
A1:グループとしての嵐は、メンバー5人が立ち上げた「株式会社嵐」が管理し、STARTO ENTERTAINMENTとはグループ活動に関するエージェント契約を結んでいました。ただし、メンバー個人のマネジメント窓口は異なっており、櫻井翔と相葉雅紀がSTARTO社と契約しているのに対し、二宮和也と松本潤は個人事務所、大野智は無所属(退所)となっています。
Q2:5人で設立した「株式会社嵐」は現在も存続しているのですか?
A2:2026年5月31日をもって嵐がグループとしての活動を終了したことに伴い、株式会社嵐も当初の設立目的を果たしたとして清算・整理の手続きに入っています。権利関係の最終処理やアーカイブコンテンツの引き継ぎが完了次第、法人としての役割を正式に終了させる予定です。
Q3:今後、嵐が再結成したり活動を再開する可能性はありますか?
A3:2026年5月のラストライブをもってグループ活動は正式に終了しており、近い将来での再始動や再結成の計画はありません。メンバーそれぞれが40代半ばを迎え、個人事務所での活動や新たな表現、個人の生活に軸足を移しています。ただし、5人が築いた絆と権利関係の枠組みは円満に整理されているため、将来的な節目での単発のメモリアル企画などに含みを持たせる見方も一部関係者の間には残っています。
まとめ:変革期を駆け抜けた嵐が遺した新たな芸能契約のスタンダード
芸能界の激動期と重なる形で進んだ嵐の事務所問題は、単なるタレントの移籍や独立劇にとどまらず、日本のエンターテインメントビジネスそのものを近代化させる契機となりました。巨大事務所による一括マネジメントから、タレント主体の会社設立とエージェント契約の併用へ。彼らが選んだ道は、アイドルが自らの意志で自らのキャリアを統掌できることを証明した歴史的実験でした。
2026年5月31日、惜しまれつつもグループ活動にピリオドを打った嵐。しかし、二宮和也、松本潤、櫻井翔、相葉雅紀、そして大野智の5人が示唆した「組織に依存しない自立した個の連帯」という新しい契約の在り方は、これからの日本の芸能界において色褪せることのない指針であり続けるはずです。 (出典: 嵐 事務所 現在(Yahoo!ニュース))